2013-12-08

Rictyを使う - mactype -

さて、ここ何回かでRictyの導入をしてきましたが、全般にWindowsではRictyの描画が汚い局面が多いです。もうこれはRictyフォントの情報と描画エンジンGDIの組み合わせの問題らしく、小手先ではどうもなりません。
システムコンポーネント置き換え系はあまり使いたくないのですが、別途検証環境を確保したこともあり、普段使いのPCは手を入れてしまいます。

GDI置き換えはgdi++などいくつかあるようですが、現在一番アクティブっぽいmactypeを選択。インストーラーがあるので導入は楽。

モードはTrayでLCDプロファイルを選択。

変換候補の表示もこんな感じできれいに。


もちろん、表示が崩れるアプリケーションもあるので、そいつは「プロセスマネージャー」で除外していきます。たとえば、iTunesは独自描画なのか、字の一部が欠けます(Tの横棒とか)。あと、描画がかえってぼやっとした奴も適宜。
表示が崩れなくてもGNU関連のコマンドラインツール類は除外したほうがいい。

と、これを書きながら検証も兼ねて一台セットアップしたところ、起動直後から無数のプロセスが異常終了する事態になってしまいました。やっぱシステム置き換え系怖い。
次の手順で調整して、とりあえず必要なものには適用できた。

  • タスクトレイのMacTypeを右クリック→「停止」、同じく「設定...」から「Windows開始時に起動」、「自動的に起動」のチェックを外して再起動。
  • 再起動後、「MacType Tray」を「管理者として実行」、「プロセスマネージャー」から見えるプロセスすべて右クリックで「このプロセスを除外」。
  • 少しずつ適用したいアプリを立ち上げて、該当のプロセスに対して「プロセスマネージャー」から「起動」を試みて、成功するか見る。
  • これを一通り済ませたところで、「設定...」から「Windows開始時に起動」、「自動的に起動」のチェックを戻して再起動。


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