2013-12-24

自宅サーバー再構築 (PBTi + Debian)

年末年始は出先から自宅へアクセスしたく、sshゲートウェイを準備します。
のんびり引退していたPowerBook G4 Tiの出動です。Debianでも入れてやります。
今回は彼が主役です。初代発売直後購入だから、干支一回りしてますね。
さて、こんなこともあろうかと用意していた秘蔵の品の登場です。パラレルATAのSSD。MiniUSB端子付き。手元のPATA機器が飛んでも、USBから読み出せます。
買ったのいつ位だろうか。
もう探しても手に入らないと思う。
こっち側がPATA
こっちにUSB端子。Mini-Bのケーブルなくしたら困るな。
ディスクを載せ替えて、
マウント。
1)制震ゴムが溶けていて、2)SSDで、3)移動もしない
けれども、一応きちんと固定。
当時の基板は、見た目にも複雑なもの詰め込んでる設計ですね。
Debian PPC版をインストール。
はい。起動。
ご覧の通り、4:3から余った部分の画面が乱れてますが、もう気にしない。
どうせ運用開始したらローカルコンソールなんか年1回見るかどうかだし。
はい、出来上がり。
サーバーのマウントキットはかなり前に作ったものですが、こんな感じ。
こんな感じでJ字の金具を木板に取り付けてます。
ちょっと掃除しておけばよかった。
 これに装着します。

出来上がり。技術的に特筆するようなことは無し。

サーバーの配置ですが、頭の高さにキーボードが来るくらいにしておきます。
こうしておくと、普段全く場所を取らずに、必要ならすぐローカルコンソールが使えます。で、猫対策も万全。
年数回、総当たり攻撃が来ると、ファンがぶんぶん唸りだすのが難点ですが、そういう時は無意味に認証ログを流しながら”悪のクラッカーと対決する正義のハッカー”気分に浸ります。

鍵登録して、rootログインとパスワード認証を殺してvisudoでひとまず完了。

2013-12-16

スクロールバー太く (WIndows 8~)

Launchyの回でも書いたけど、自宅PCがタブレットノートでポインタ操作がやりづらい。
トラックポイントが敏感すぎる。

で、さらにWindows 8.1。タッチパネル操作に慣れてくると、デスクトップで利用しているときにもタッチでスクロールバーをいじりたくなるけど、細くてかなりシビア。狙い通りに行かないこと多多。
ウィンドウリサイズになったり、ウィンドウの内容をつかんでしまったり。
要は慣れてない言い訳なんだけど。

で、スクロールバーを太くします。
こんな感じで。




UIが無くなったのでレジストリをいじります。無保証です。最悪システム壊しますよ。

下記のように手を加えます。
[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics]

"ScrollWidth"="-360"

もう少しだけ太くてもいいかな。

2013-12-15

iPhone純正カバーに新色ダークブラウン!(嘘)

やっぱり、毎日使うものを快適にするって、大事だと思うんです。携帯とか。

現物見もせず取り寄せたiPhone純正カバー(ブラウン)がちょっとがっかりだったので、染め直し。
ご家庭の靴磨き用品で簡単3ステップです。

  • サビトール(細目)で表面のコートをすべてはぎ取る、
  • 手元の黒い靴墨をたっぷり盛ってやります。
  • 徹底的に磨きます。


ほら、こんなに簡単。
アニメーションでお楽しみください。


後はロウソクででもこすって、さらに磨くと良いと思います。
実際、画面の周りに明るい縁がかなり目立ってたのがダークブラウンになって、全く気にならなくなり非常に快適。

# ちなみにこんな事しなくても機能面は文句なしです。純正ケース。
# ちょっと前ののネタを掘り出してみました。

スマホ対応電話機。目の付け所がシャープでした。 JD-BC1CW-A

携帯をサイレントにしたまま帰宅しても、着信があったら代わりになってくれる家電話。手元の子機でそのまま電話を取れる。


とにかく鳴ってくれるので、夜間の急な電話でもとりはぐれにくくなります。
BluetoothのHSPで家に帰ればほっといても即認識してくれます。2台まで登録可、鳴り分けもしてくれます。

良い点

  • ブルブル聞こえてきたときに、誰の携帯なのか悩まなくて済む。
  • 同じくメール着信なのか電話なのか悩まなくてよくなる。
  • 携帯をどこに置きっぱなしでも、最寄りの子機で取れるのは地味に便利。
  • 割とデザインが気に入った。(色は、ダークブラウンよりこっちの方が質感良し)
  • 何も考えずに寝れる。

いまいちな点

  • 着信音の数がしょぼい。内容もいまいち。
  • (固定回線の方の)留守番電話機能もしょぼい。
  • 半角カナがさみしい。
  • 要はスマホ連携以外は機能的には全般にローエンド。


きっかけは固定の電話機が壊れての買い換えなんだけど、結果にはかなり満足。
不満といえば、iPhoneでは最大30秒で留守電転送になってしまうので、実際は5回ぐらいしか鳴らないことだけど、まぁ鳴ってくれるだけで御の字。ソフトバンクのせいだし。

上級機もあるけど、フォトフレーム機能とか余計なものがあって却下。そっちが先に壊れたり廃れたりしそう。
代わりに室温計機能付き。これは地味にいい。宇宙でも終わらない限り、室温の提供は将来的にも途絶える心配はないし。
結局、機能不足にしたって固定回線の方はほとんど稼働してない訳で、我が家ではすでに電話機機能がおまけについてる位の位置づけです。

さて、スマホ対応をうたっている電話機はパナソニックにもある。けどアプローチが真逆。
SHARP → 固定電話機がスマホの子機になる
Panasonic → スマホが固定電話の子機になる
正直、後者は自分には使いどころがよく思い浮かばなかった。
どっちも1回500円払うなら、子機まで歩くのをサボるより大事な電話を取りはぐれない方がいいし。

あとは、「Androidのバージョン上がってもアプリ対応する?っていうか、アプリの供給続く?」とか。
製品寿命が違うものを無理矢理ひっつけた、インターネット対応冷蔵庫の臭いがね。


その点、これはBluetoothの標準機能を使ってるから、とりあえずの安心感あり。

あと、サポートが良い。
当初、嫁の方の携帯が、きちんとペアリングできていて、かつ他の連携機能は動作しているのに、着信音だけ鳴ってくれず、サポートへ電話。症状と携帯の機種名(検証済みリストに載ってる)を伝えたら「確認して折り返します」に。
で、40分後くらいに、「ただいま実機で確認を取りましたところ、お客様のiPhoneと奥様のXXX-00Zどちらも正しく動作いたしましたので、これからいくつかお試しいただいた後、物品不良の可能性も考慮いたしまして、(以下略)」と。

40分で他社品まで実機そろえて検証して折り返しですか。SHARPすげぇ。
あと、いまどき「相性」とかで逃げない姿勢に好感が持てます。

結局、思いついてコンセント抜き差ししただけで直ってしまったんだけど。
その節はお騒がせしました、SHARPさん。

固定回線がなくても、携帯の子機としてだけでも十分に使えるし、コストパフォーマンスよしかと思います。同様のお悩みがある方におすすめです。

実は、あまりに良かったので2セット目購入。開封したてです。褒めすぎ?
説明書の手順に従えば、子機2台2セットが子機4台セットに化けます。

2013-12-14

日本語入力をシンプルに

トグル(ON, OFFが入れ替わる)動作やモーダル(場面で動作が変わる)キーが苦手です。

viは平気なんだけど。

で、WindowsのJISキーボードって、日本語入力関連のキーがトグル、モーダルだらけじゃないですか。
フラストレーションが溜まるので、いつからかキーの挙動を変更して運用してる内容をメモ。

MS-IMEベースで、こんな方針で行きます。

スペース右の変換、かなは日本語入力ON、ONならONのまま。いつ叩いても他の動作はしない。

スペース左のキーは日本語入力Off。うっかり日本語ONで打ち始めたら、叩くと半角英数に変換して日本語Off。


まぁ、MacのJISキーのまねっこです。
英数はChgKeyでCtrlに差し替え済みなのでとりあえずそのまま。


こんな設定でそこそこ希望通りになります。
日本語キーにしたいキーに
[入力/変換済み文字なし]=”IME-オン”
他すべて=設定削除
英数にしたいキーを
[入力/変換済み文字なし]=”IME-オフ”
[入力文字のみ]=”半角英数”
[入力文字のみ]=”半角英数”
[変換済み]=”全確定”
[候補一覧]から右=”全戻し”

何か打つ前に「変換」をたたけば必ず日本語、「無変換」を叩けば半角英数。
日本語入力で打ち始めて、あ、これ半角英数、と思ったら「無変換」を何回か叩けば半角に変換して確定、モード切り替え。

ただ、半角英数のつもりで打ち始めて、慌ててスペースバーを1回叩いてしまうとそれで確定してしまうので、もう一回スペース叩いて「無変換」か、Esc押して「無変換」して逃げるしかない。

ATOKでも同様。ATOKだとモードが切り替わった時に小さくお知らせが出るのが良いです。

あともう少しなんだけど、この先は難しそうなので今はこれで運用中。

定番でAの隣にCtrlを。ついでにIns無効。

定番のChgKey.exeでこれまた定番のCtrlをAの隣へも設置。
ここ何年もどの端末触っても大丈夫なように矯正してるからあまり必要ないけれど。

ついでに邪魔っけなInsキーを無効に。ノートなんかだとうっかり触ってしまうし。


RAID Degraded.

ここのところ、ディスクの不調続きなので、チェックして回ると、また発見。
さて、OSバージョンはいくつでしょう。

とりあえず読めるは読めるので、サルベージ実行。さっき終わりました。
試みにそのままリビルドしてみると…

2013-12-10

Launchy

久しぶりにノートPC主体になって、やっぱり感じるのは使いたいときにマウスがないつらさ。
Windowsのウィンドウリサイズとか、地味にストレスになる操作が、自宅はトラックポイントタイプ(キーボードの中にぽっちがあるやつ)をメインにしたので特に。

この際、なるべくキーボードで済ませるようキーボードランチャーを導入。
とりあえず、Launchyがよさそうなのでインストール。
# Launcyのホットキーはデフォルトのalt + spcだったと思うけど、
# Windowリサイズをそのショートカットで対応したり、cmd.exeのコピペにも使うので
# Pause あたりへいったん待避。後で考える。

おすすめの通りにインストールすると、ホットキーを押すとこんな小窓が画面中央に出現します。

ここへやりたいことを入力します。

  • ホットキーを押してchromeとたたけばchromeが起動する。
  • C:と叩けばディレクトリが出てくるので、上下で選んでタブを叩いて目的のディレクトリでEnterでエクスプローラーが開く。
  • wikipedia tab 検索ワード でWikipedia検索(ただしデフォルトは英語版)
Chromeを呼び出すところ。
(追加スキンで見た目を変えてます)
ディレクトリを移動してファイルを開く

そのままでもプログラムの呼び出しは問題ないけれど、正式名が長い Internet Exproler なんかについてはどこかディレクトリを切って別途ショートカットを作成、呼び出しに使いたい名称 "IE" に名前を変えます。
Launchyのオプションから「カタログ」にそのディレクトリを追加、「ファイルの種類」に"*.lnk"を加えてカタログを再スキャン。

あとは、プラグインのRunnerとWebyの設定でかなり便利になりますが、試行錯誤中なので、まとまれば後日。
たとえば、Runner設定でpingは
Name=ping
Program=C:/opt/Console2/Console.exe
Arguments= -r "/K \"ping  -t $$\""

のような指定をすれば、pi  tab ホスト名 でConsole2を開いてPingの連続実行という感じに。

とりあえず今はConsole2呼び出しとPingとipconfigとdig、指定ホストへのSSHあたりをちょこちょこ調整中。

EMEditor + Ruby

Python, Rubyでマクロが書けるというのが気になって、EmEditorをお試し中。

当初、Rubyとの連携がうまくいかなくって「?」となった。どうやらActiveScript側とx86, x64を合わせなければならない様子。何度かやり直した。

EmEditorダウンロード。そのままだと(うちの環境では)64bit版が落ちてくるので、他を考えて32bitのリンクを選択。
http://jp.emeditor.com/#download

インストーラーにお任せ。


Ruby MSI Packages
http://www.artonx.org/data/asr/
オールインワンの1.9系がないので2.0を選択。時代だし。
多分これが2.0の32bit版。(普段使いのRuby処理系をどうするかはさておき、えい、っとインストール)

元々のサンプルでは本当にrubyで走っているか不安なので、下記のようにちょっとだけ手を加えて動作確認。
#language = "RubyScript"
3.times do
  Window.Alert( "Hello, World." )
end
「マクロ」→「カスタマイズ...」→「新規作成」から.rbeeファイルを読み込み。実行。

3回挨拶してくれたところで満足して終了。
おっと、*.rbeeを関連づけないと適切にシンタックスハイライトされない。あぶない。

とか書いてる間にEmEditor V14リリースされました。アップデート中。
(あれ?64Bit版だ。手元環境は64Bitで構築したようです。他の環境は上記手順でやったはず。)

P.S. EmEditor、アップデートしたら試用期間が30日に戻りました。太っ腹。

2013-12-09

Automated gnuwin32 download toolで一気にGNUツール投入。

bash, digの勢いで他のGNUツールも流し込んでしまう。
Automated gnuwin32 download toolにお任せ。

ダウンロードしたexeファイルを実行、適当な一時ディレクトリを指定して「Install」。

download.bat実行前にミラー指定の行を下記のようにJAISTを指定してやると吉とのことですが注記参照。
if .%GNUWIN32_MIRROR%==. set GNUWIN32_MIRROR=jaist
# と、方々で書かれてるけれど、2台目設定してたら "download.bat jaist" でも良くない?
# 3台目の時に試そう。[20131211追記]

また、プロキシ環境の方は、展開先のbin\wget.iniを編集しましょう。
設定するのは
http_proxy = http://hostname:portnum/ <-使用しているプロキシの情報
ftp_proxy = http://hostname:portnum/
use_proxy = on
位です。(認証はどうだったかな…。)


download.batを実行。画面に従ってだらだらと待ちます。
インストール先を指定してinstall.bat実行。
C:\Users\xxxx\Downloads\GetGnuWin32\install.bat C:\opt\GnuWin32

あとはPATH環境変数を指定して完了。

bash、dig

ちゃっちゃとbashとdigを入れます。
この2つがあると効率が違うので。(dig -xとか)

bash
Steve Kemp's Homepage / GNU BASH For Windows
"bash-203.zip"をダウンロードして、展開して、適当なパスへ置く。(C:\opt\bash にした)
(chmod, cp, less, ls, mv, rmもついてくる。GNUWin32のlsは化けるけどこれは大丈夫らしい)

dig
ISC BIND
Current-Stableの9.8.6-P1をダウンロード。
(最新の9.9.4付属のはデフォルトの癖が強いのでパス)
下記を参照して必要なファイルを抜き出して適当なパスへ置く。(C:\opt\dig にした)
The Lowe Down / DNS: Dig on Windows
以下、必要ファイル。
dig.exe
libbind9.dll
libdns.dll
libeay32.dll
libisc.dll
libisccfg.dll
liblwres.dll

環境変数PATHを通してやって完了。

2013-12-08

Rictyを使う - mactype -

さて、ここ何回かでRictyの導入をしてきましたが、全般にWindowsではRictyの描画が汚い局面が多いです。もうこれはRictyフォントの情報と描画エンジンGDIの組み合わせの問題らしく、小手先ではどうもなりません。
システムコンポーネント置き換え系はあまり使いたくないのですが、別途検証環境を確保したこともあり、普段使いのPCは手を入れてしまいます。

GDI置き換えはgdi++などいくつかあるようですが、現在一番アクティブっぽいmactypeを選択。インストーラーがあるので導入は楽。

モードはTrayでLCDプロファイルを選択。

変換候補の表示もこんな感じできれいに。


もちろん、表示が崩れるアプリケーションもあるので、そいつは「プロセスマネージャー」で除外していきます。たとえば、iTunesは独自描画なのか、字の一部が欠けます(Tの横棒とか)。あと、描画がかえってぼやっとした奴も適宜。
表示が崩れなくてもGNU関連のコマンドラインツール類は除外したほうがいい。

と、これを書きながら検証も兼ねて一台セットアップしたところ、起動直後から無数のプロセスが異常終了する事態になってしまいました。やっぱシステム置き換え系怖い。
次の手順で調整して、とりあえず必要なものには適用できた。

  • タスクトレイのMacTypeを右クリック→「停止」、同じく「設定...」から「Windows開始時に起動」、「自動的に起動」のチェックを外して再起動。
  • 再起動後、「MacType Tray」を「管理者として実行」、「プロセスマネージャー」から見えるプロセスすべて右クリックで「このプロセスを除外」。
  • 少しずつ適用したいアプリを立ち上げて、該当のプロセスに対して「プロセスマネージャー」から「起動」を試みて、成功するか見る。
  • これを一通り済ませたところで、「設定...」から「Windows開始時に起動」、「自動的に起動」のチェックを戻して再起動。


Rictyを使う - Console2 -

cmd.exeをRicty化したところで、今度はコンソール画面の操作を他のソフトと合わせます。

具体的には、他のサーバーを操作する際に使用するPuTTYやTeraTermとコピーアンドペーストの操作をそろえます。
左選択でいきなりコピー、右クリックでいきなりペーストです。ダブルクリック選択ができないなど、細かな点は違いますが。

別ソフトを導入します。 Console2(32bit版を選択) 。初対面です。
こちらは日本語入力ができない(表示はOK)ので、cmd.exeと使い分けることになります。(僕は入力はほとんど不要なのでconsole2メインにしようかというところです)
# 日本語入力パッチを作成されている方がいらっしゃいます。
# -> AtsuoIshimoto's blog / Console IME対応パッチ
## 興味深い記事が多いので後で読む。これとか

Zipを展開して、好みのパスへ起き、環境変数PATHへ追加してやるだけです。
僕は設置パスを"C:\opt\console2"にします。

あとは、Win+Rから"console"で起動するだけです。


まず、設定をしてしまいます。
ウィンドウ内で右クリック「編集」→「Edit」→「Settings...」。 最低限の設定として、

  • 「Appearance」でRicty Discordを指定
  • 「Behavior」で「Copy on select」にチェック
  • 「Hotkeys」→「Mouse」で真っ先に「Context menu」を「Right + Shift」に変更。
    (そうしないと忘れた頃にメニューが出なくておろおろするので。)

 追加で「Select text」が「Left」、「Paste text」が「Right」としてやれば望みの動作になります。
後は好みでいろいろと。(Ctrl系のショートカットは消した方がよいと思います)



さて、理屈はよくわからないのですが、cmd.exeのデフォルトフォント指定によって(たとえば"ラスターフォント")Console2の表示が崩れます。


cmd.exeでもRictyで統一してれば大丈夫っぽい。

また、64bit版を選択すると、次回MacTypeを入れても最初のプロンプトまでの表示がしょぼいです。他環境では出ない現象なのでかなり悩みましたが、どうやら64bit版固有でMacTypeが適用されるのに遅延があるらしく、32bit版を入れたところあっさり解決でした。(未検証)
次回で、フォント描画を改善させます。

Rictyを使う - cmd.exe -

環境作り直し、今回は見た目から入ります。ご存じRictyフォントを快適に使えるようにします。
気になっていたのは、変換候補の表示がきれいでないことと、いくつか使えない局面があること。
やりたいのは、

  • コマンドラインの表示をRictyに、ついでにコピペを楽にする。
  • 変換候補の表示をきれいに
ご存じでない方へ、Rictyって何よ?といいますと。
プログラミングなどに特化したフォントです。
たとえば、1とIとl (イチ、アイ、エル)とかiとj(アイ、ジェイ)などが見分けやすくなっています。また、濁点、半濁点が見分けやすくなっているのも特徴です。パとバとか。

なお、実際にはカウンタ変数にiとかjは使わないです。おばあちゃんの言付けで。まぎらわしいよ。

このRicty、そのまま配布はされていないのでWindows環境で用意するのはちょっと面倒なのですが、どのみちこれを使う方はLinuxなりMacなりの環境があると思いますので「ご存じ」で手元にあるということで今回は省略。そのうち作り直す際にメモするかも。

さて、とりあえずcmd.exeです。
特におもしろい話題ではないので、駆け足で。また、これを読んでピンと来ない方は、システムを壊す可能性がありますのでおすすめしません

通常、cmd.exeのプロパティでは、フォントの選択肢が限定されていて自由には指定できません。
後に関係するので、これをどうしても変更したく、レジストリをいじります。(自己責任で)

ここ "cmd.exe(コマンド プロンプト)のフォントを変更する" がネタ元、というかそのままです。

普通にWindows+Rで regedit を起動します。
次のパスへ移動します。
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont"
「新規」で「文字列値」を作成、名前を932.(数字)をとします。数字は他とかぶらない方がいいでしょう。私の場合は"932.1"です。データはフォント名です。私の場合はDiscord版を使っているので"Ricty Discord"になります。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont]
"932.1"="Ricty Discord"
で、そのままですと、中途半端な反映状態になりますので、いったん再起動します。
タイトルバーから右クリックでメニューを出して「既定値」。「フォント」にRictyが現れるので選択。

これで一通りです。

これだけでもいいのですが、もう少し快適環境を目指します。

2013-12-04

小さなはさみとラベルライター

また、環境整備といっても小物の話です。お買い物報告です。

機材に貼るラベルや連番ラベル類はPCでレイアウトするようなラベルライターで作成したものを支給されるのですが、いろいろと現地でラベルを作りたいことはあるもので、ちょっと前にこれを買いました。
メーカーはテープの互換性で決定。かなりシンプルな機種で、使いにくい点なども多々あるのですが、安い。持ち運びもまぁ何とかなる程度。割り切って使えばそれなりです。これも安い分2~3カ所においてしまうと楽です。
印字もそのまま使うとかなりしょぼく感じるのですが、角丸の枠などをつけるとそれっぽい感じになります。

ポイントは下にぶら下がってるかわいい奴です。こっちが本命。
これが

スライドさせるとこうなります。
なかなか可愛い奴です。ちょっとしたストラップ程度なので、邪魔になりません。
ラベルライターの方がかなり余白が出てしまうので、現場でチョキチョキするのに重宝します。
色も何色かあるので、「水色が普段地下に置いておく奴」的な区別にもなります。

こういう小物はなくなると困るので、ちょっと多めに確保しました。安いですし。


*例によって以下参考価格です。購入される場合はお好きな店舗でどうぞ。


2013-12-03

ドライバー、ハンドル付き。

環境整備ということで、もうコンピューターなんか関係ないあたりから。

どっちかというと、物理に近い方が得意なんです。OSIがどうとか、組み込み開発とか、学問でもなくて、

古いサーバーマウントしようと思ったらレールがないよ!

自分で作ったらよくね?木工で。

ハンズへGo!

という案配です。

というわけで、こだわる人はこだわる、工具です。僕はあまりこだわらないので、今回調達したものを紹介。
要はお買い物報告です。
*Amazonは参考価格表示用です。購入される場合はお好きな店舗でどうぞ。(というか工具は触って選びましょう)


こう見ると普通のドライバーですが
グリップの付け方を変えるとL字に。




ちょっとほしくなったりする精密も少し入っていて、バランスがよいです。ここの製品は簡単にL字になるので、ちょっと固めにしまってるねじでも慌てなくてすみます。
精密ドライバーは底面の小物入れにぎりぎり収まりますので、そちらの方が取り回しがよいです。
# 微妙にふたが閉まらない?ヤスれ。
何より安いので、行く先々に配置できます。よくあるんです。鞄に入れ忘れてあれ?ってなること。
5カ所くらいに同じものを置いてます。


が、難点もありまして、サーバーなんかを扱っているとたまに遭遇するいやな奴、「M6」が回せません。こいつは別途購入して、いざというときに備えることになります。

だいたいこういうセットになります。

何でスパナまで買うのかというと。
これ、グリップの根元が六角形になっていて、スパナをハンドルにできます。
せっかくなのでM5まで用の#2も買って、このセットは機械室で待機してます。

こんな感じ。ドライバーを全力で押しつけてからゆっくり回します。
これでだめなら専門家を呼びましょう。

おまけ。
ラジペンとニッパのセットも購入。OAフロアのカーペットをめくるときに、これがあると楽。職人さんのやってるのを見て知りました。Amazonだと安いの結構ありますね。ハンズの工具コーナーは品揃えが減って寂しいもんです。


復活させてみます。

もう6年も途絶えていたこのブログですが、気分を変えてまたぶつぶつ書いていこうかと思います。相変わらず細々とした買い物と環境整備のメモばかりとなる予定です。

あと、amazonのアフィリエイトのIDも発掘したので、試しにしばらく貼ってみることにします。が、市中価格が見えるとかべんりかなぁ程度で入れてますので、同じものを購入される際も普通にハンズとかでどうぞ。(たぶん飽きてすぐやめます)

とりあえずいろいろと小物を買ったり、PCセットアップし直しがあったりしたところなので、そのあたりからぼつぼついきます。

あと、そのうちドメインでもつけてやろうかと思います。何がいいかな。